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2007年6月18日 (月)

メッキのてつです。

いや~、今年の6月の暑さはたまんないスよね。汗だくの毎日です。
そんななか、僕は今効率を考えながらメッキをしています。

例えば、メッキは時間が限られていると思うんですよ。
厚付を除いては、一日何本をどれ位入れて、いかに明日もスムーズに効率良くメッキできるかだと思っているんです。
それは単純にバシバシ入れる作業であれば、こんな効率なんかはあまり重視はしないんですがね。

僕の作業は、内径 ・ 外径あるいは特殊のものの内外径をつける時があり、治具を工作したり、寸法ものをメッキしているんです。
もっとプライドを持って、この限られた時間で入れてる間、次のセットは終わらせて内径が終わったら、最後にまとめて極板を戻してから外径を入れるなど工夫し、効率を考えながらこれからもメッキをしていきたい思いです。

〒210-0854
神奈川県川崎市川崎区浅野町3-10
(有)有冨硬質クローム
      TEL044(333)1301
         FAX044(333)1211

http://www.navida.ne.jp/snavi/3533_1.html

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2007年6月 6日 (水)

バフのももです

仕上り寸法のコトを「公差」と言うが、この「公差」がメッキ屋にとって一番重要といっていいほどのものである。
公差なしでメッキが付いていればいいという品物も中にはあるが、ほとんどの品物は図面上に指定された公差がある。

この公差、槽からあがった状態と時間が経過した状態とでは、同じ品物でも寸法が違ってしまうのである。
メッキ槽からあげた時点では、品物は熱により膨張しているため公差内でもメッキ厚が変るのである。
これにより、外気の温度が低い冬場などは20~30μ、物によっては40μくらい品物が縮小してしまうことがあるのである。

バフ職人にとっても、この公差というのがネックになる。
メッキが少しでも付きすぎると、後始末はバフ職人の仕事になってくる。

世間から見ると、たかだか1/100ミリと思われるだろうが、バフ職人はこの1/100ミリを削るのに神経をとがらせなければいけないのである。
まあ、そこがバフ職人の腕の見せ所でもあるんですけどねぇ。

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