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2007年3月19日 (月)

バフのももです。

バフ仕上作業において、一番の敵はせっかくつけたメッキ層をすり潰して『 地肌 』をだすことだ。
地肌を出すということは、バフ職人として恥ずべきコトでもある。

最近では、顧客の要求も多様化してきていて、硬質クロムにもかかわらず、5ミクロン程度のメッキ厚の注文などかなり薄メッキの品物が入ってきている現状です。

5ミクロン厚の品物を仕事上げの為、研磨材やつや出しといった感じで二度がけするコトもあり、さらにはバリがひどいと目を潰したペーパーでバリを取るというコトもあり。
気を抜いたり手を抜くと、すぐに結果として現れるのであります。

この数ミクロンのメッキ厚を自分の思い通りに調整できてこそ、職人の向上と言えるのでしょう。

〒210-0854
神奈川県川崎市川崎区浅野町3-10
(有)有冨硬質クローム
      TEL044(333)1301
         FAX044(333)1211

http://www.navida.ne.jp/snavi/3533_1.html

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2007年3月12日 (月)

事務のゆみです。

先週の土曜日も現場のお手伝いをしました。
毎月やっているのだけど、ブログのほうはサボってしましました。(^^ゞ

まずはメッキ槽からあがったバルブを洗います。
スコッチブライトで丹念に磨いて、お湯をかけて出来上がり。
箱詰めするのに、バルブを移動。
大きなバルブだと動かせないけど、背丈の半分位なのでこれなら私にも楽々動かせます。
と思ったら、工場長のほうが早い、早い。
移動の仕方にもコツがあるのね。

次はこれまたメッキ槽からあがったシャフトの治具のバラシ。
今回はボルトを外すだけなので楽と思いきや、ボルトが回らないっ。
時計回りの反対だということは覚えてるけど、固くて回らない。
工場長にこういう時は、片方をペンチではさんで固定してから回すんだよと言われても、力がないせいかビクともしません。

工具なんて使ったことがないからなぁ。
結局緩める所まで全部やってもらいました。
こういうのにも、コツがあるということだけどなかなかわからない。

毎日やればわかるのでしょうけど、やはり現場の仕事っていつも事務で座っている私にはきついです。
でも少しずつでも覚えて、忙しい時には役にたてるようになりたいなぁ。

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2007年3月 8日 (木)

バフのももです。

野球の世界において圧倒的な技術や実力を持つバッターを【 バットマン 】と表現することが稀にある。
僕はこれにちなんで、メッキの世界でも圧倒的な知識 ・技術を持ち合わせた者を【 メッキマン 】と呼ぶようにしている。

度々野球と比較するが、プロ野球の監督には実績を残した人が就任することが多い。
これは何もスポーツの世界にだけ言えるコトではない。
全ての職種に言えるコトだろう。

近年、団塊の世代の大量退職が騒がれているが、我々メッキ業界でも同じコトが言える。
先に挙げた、その【 メッキマン 】がメッキ業界から姿を消す。

人の上に立つには、カリスマ性が必要だと言う人が多いが、カリスマ性なんてものは、ほとんどの人は持ち合わせていない。
では、どうしたらカリスマ性を持って人を束ねられるか?

やはり、長年積み上げてきた技術 ・ 知識で補うしかないだろう。
逆に言えば『それ』がない人は、人の上に立っても下の人間は誰もついてこないのである。
野球の監督も名選手がなるから選手がついていくのであり、そこらの飲んだくれのおっさんが監督になったところで何一つチームとして機能しない。

会社にも言えるコトだが、人の上に立つにはまず他の人を圧倒するような技術プラス知識を身に付けなければ、本当の意味でリーダーになる資格はないのではないか。

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